今日もまったり

つれづれなるままに時折PCに向かいて、心に浮かぶよしなし事を書いてみようと思います。 内容と無関係なコメントや広告宣伝を目的としたトラックバックは削除させて頂きます。

生喬百席~第四夜~ @徳徳亭

<本日の演目>

笑福亭生喬「手水廻し」
まん我  「ねずみ穴
   
 -中入り-
   
笑福亭生喬「堀川」

まん我さんのお召し物は一昨日と同じく、白地に黒(?濃紺?)の細かい格子柄のお着物に濃い紫のお羽織。

来る5月6日をもって営業を終了してしまいはる徳徳亭、これまでに2度ほど伺ったことがあったような…1度はまん我さんの会でハッキリくっきり覚えているのですが、ひょっとするとその1回だけやったかも知れません
受付でチラシと共に貼るカイロを頂きました。
前座さんなどは登場されず、いきなり生喬さんが高座に上がりはって、4月7日からの1週間、繁昌亭昼席で開催される“第8回繁昌亭大賞受賞記念ウィーク”の出演者は生喬さんがお好きな方を選びはったそうで、お一人ずつの選考理由を解説しはりました。
それから1席目の「手水廻し」が松喬師匠にとってとても思い入れの深い噺であったという松鶴師匠とのエピソードが語られ、生喬さんの「手水廻し」へ。
松喬さんは前座噺をトリで掛けたりされるほど大切になさっていたそうで、聴く方も巧い方の前座噺は贅沢な楽しみですよね。
長い頭を回す時、米朝一門で聴くと手を頭に添えて、頭の長さを強調しはるようなシーンがありますが、生喬さんはただ頭を振ってはりました。
それから大阪の旅館で出される“手水”には歯磨き粉代わりの塩と房楊枝が添えられていて、米朝一門では洗面器いっぱいの塩水を飲む噺やったと思うのですが、生喬さんのには歯磨き粉も添えられていて、洗面器の水に入れてかき混ぜると軽く泡立っていたり、喉越しがスッとしたりしてはりました。
ベテランで聴く前座噺、やっぱりえ~な~
楽しいだけやなくて、趣きも深いですよね。
まん我さんのお着物の色は白と黒のチェックに見えます。
私も以前はそう思っていました。
では何故一昨日は“濃紺”と書いてしまったか、というとこの頁にあるまん我さんの画像のせいなんです。
これがどうも我が家のPCでは紺色の深いのんに見えているんです。
まん我さんは今夜はどのような噺がふさわしいか、生喬さんにお伺いを立てはったらしいのですが、その時の生喬さんのご返事が『「ねずみ穴」でもええ』というもの。
果たしてその言葉をストレートに受け止めてよいものか!?とおっしゃりつつ、でもやっぱり「ねずみ穴」ということになりました。
たまたま1月のめいぷるで聴いてはいますが、滅多に聴けない噺でもあるので、今夜も聴けてラッキーでした
まん我さんの語り口調、登場人物ひとりひとりの表情…やっぱりこの人の噺の世界が好きやなぁ。
弟想いのお兄さんなのに、噺の流れの中では冷たい人でもあるかと感じさせておかなければ最後のどんでん返しが成立しません。
その辺の微妙な感じが見事に表現されていて、まん我さんの「ねずみ穴」は引き込まれます。
ここで中入りでしたが、このあたりでかなり寒くなっていました。
というのはここの空調は演者さんを直撃する場所にあって、この会の第1回で生喬さんは話してはる内に乾燥のために声が出なくなってしまいはったそうなんです。
それで開演と同時にエアコンが切られていたのでした。
あぁ、それで使い捨てカイロ!と、急いで背中に貼り付けました。
休憩中は暖房されていましたが、再開と共にまた切られました。
生喬さんの2席目は「堀川」。
ざこばさんで聴いた時の朝ご飯のシーンがメチャクチャ印象的で、生喬さんの噺を聴いても、ここがやっぱり楽しいと思いました。
雀々さんで「喧嘩息子」というタイトルで聴いたこともありましたっけ。
生喬さんはとってもチャーミングな表情をお持ちで、この会のお客さんたちはやはり生喬さんのファンの方が大勢を占めているため、私たち部外者にとっては意外なところでもの凄く多きな反応が返ってきます。
一度だけ“らくご道”に伺った時にも感じたことでした。
やはりそれぞれの落語家さんによってファン層にも個性があるんでしょうね。
私にとって好きな落語家さん、ちょっと苦手な落語家さん、可もなく不可もないという範囲にいたはる落語家さん(当然これが一番多いですね)、と聴いたことのある落語家さん達が私の中で自然と分類されて行ってしまう訳ですが、生喬さんは明らかに好きな落語家さんなので、今夜のたっぷり3席であの木戸銭は安過ぎました。

今週末からまん我さんは旅に出はります。
昨年も一昨年も黒門亭のまん我さんがとても素敵やったので、今年も行って聴きたいのは山々ですが、上方落語のメッカである大阪に住まいながらお江戸にも行きたいのは贅沢が過ぎるかなぁ(私の収入では、ですよ)と、今年は思いとどまることにしました。
旅のご無事とご盛会を大阪からお祈りしておきます。

*Comment

落ち

ねずみ穴の本来の落ちは、夢は五臓の疲れという言い方をもじったものなので、最近ではわかりにくく、福団治師は、あえて落ちはつけずに終わっておられます。
まん我師の場合は、落ちが付いているのでしょうか?
企業秘密をばらさない程度に教えていただければ幸いです。
  • posted by もず
  • URL
  • 2014.02/21 08:52分
  • [Edit]

もずさんへ

こんばんは
コメントおおきに!
まん我さんの「ねずみ穴」はとてもシンプルに下げてはります。
もずさんにも聴きはるチャンスがあるといいですね。
  • posted by にこりんぼ
  • URL
  • 2014.02/21 20:34分
  • [Edit]

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