今日もまったり

つれづれなるままに時折PCに向かいて、心に浮かぶよしなし事を書いてみようと思います。 内容と無関係なコメントや広告宣伝を目的としたトラックバックは削除させて頂きます。

動楽亭昼席~2月席~(第9日)

<本日の演目>

鯛蔵   「ろくろ首」
佐ん吉 「桃太郎」
まん我 「三十石
団朝   「座長の涙」
   
 -中入-
   
米左   「犬の目」
文之助 「天神山」

まん我さんはピンクの(たぶん)細かい縞のお着物に小豆色のお羽織。

1日のトリイホール以来の落語会です
ここ何年かほぼ週2回くらいのペースで落語会に通い続けたので、それ以上間が開くと久々な気分になるのですが、これくらいなら欠乏症に苦しむところまでは行きません。
週に一度くらいのペースで落語会に行ければ望ましいと思うのですが、なかなか思うに任せません。
さて開場前、階下にまで列が延びていたのでもっと多いかと思いきや意外に少なめの客席でした。
鯛蔵さんで「ろくろ首」を聴くのは初めてでした。
鯛蔵さんはスピード感がなんとも若々しくて気持ちいいですねぇ!
「ろくろ首」を“バケモノ”とストレートに指摘する主人公を初めて聴いたような気がします。
この噺に限らず落語にはたまにそういうシーンがあるように思うのですが、四季のある日本に暮らしていても、羽織を自前で持ってはらへん人って結構いたはったんですね。
羽織は防寒のためではなくて、格式ばった所へ着て行くための衣裳ってことでしょうか。
いわばカジュアルな服はあるけどスーツは持ってへんみたいな?
佐ん吉さんで「桃太郎」も初めてです。
楽しかったけど、ちょっとサラッとした感じやったかなぁ。
佐ん吉さんには期待が大きいので、より上を望んでしまうんでしょうね。
まん我さんは何かな~と出掛ける前からあれやこれや考えていました。
寒い時期の噺で無茶苦茶珍しい1席(文我師匠によるとまん我さんでしか生でやってはるのを聴いたことがないというアレです)を密かに期待しましたが、そんなん出る訳ないわね。。。
あのケッタイな噺もずいぶん長いこと聴いてへんので、久しぶりに聴きたいものです。
で、本日は「三十石」短縮版
そのご選択にはもちろん何の不満もございませんわ
動楽亭が三十石舟になってしまったような…一緒に舟の中での出来事を眺めて笑って揺られている内に、夜は白々と明けて行く、という感じ。
今日も舟歌の合いの手のコーラスが豪華でとても素敵でした
短縮版にしてはまん我さんの舟歌もたっぷり聴かせてくれはりましたが、今日も名残惜しい想いを抱きつつ舟は大阪に着いてしまいました。
中トリは団朝さん。
今日も枕には動楽亭界隈のご案内あれこれをたっぷり。
後から登場しはった米左さんによると団朝さんは西成どころか大阪ですら無く、京都ご出身なんやそうです。
ネタは「座長の涙」。
団朝さんを聴かせて頂く機会がそれ程多い訳ではないので、あの枕がもっと短めで、ネタが別のものであれば嬉しいのやけどなぁ、と思うのはわがままなんでしょうか。
そやかてお噺は面白いんですから。
中入りを挟んで米左さんが登場しはりました。
やっぱり米左さんってお声が大きいですよね。
いや、噺家さん達は動楽亭のような100人やそこらの会場なら、余裕でマイクなしで充分にお声が通る声量をお持ちですから、皆さんお声が大きいっちゃあ大きいと思うのですが、米左さんが出て来はるといつもちょっとビクッとします。
「犬の目」は若い人で聴くことの多い噺やと思うのですが、米左さんのようなベテランで聴くと、目をくり抜く仕草一つにしても、なんとも手つきがよくて、楽しい1席でした。
本日のトリは文之助さんでした。
話し始めはった時、ハイアットリージェンシー京都の会場が目に浮かんだ(もう2年ほども前のことです)ので、「天神山」らしいと知れました。
噺の始めのシーンは「どうらんの幸助」やら「猿後家」と似通った感じで、途中から「野ざらし」っぽい部分もあって…その後は見ようによってはファンタジー!?
残念ながら後半ちょっとウトウトしてしまいました

過日録画しておいた江戸落語の番組を見ていたら、江戸のベテランの落語家さんが、前座でも真打でも巧さにはそれほどの差はないもので、落語は好みやと言うたはりました。
好みにはどうしても勝てない、と。
まん我さんもNHKのコンクールに出はった後、優劣をつけるようなものやない、好みやから、と言うたはったのを聞いた記憶があります。
私は前座さんであるかベテランさんであるかという事ではなく、やはり巧い人、そうでもない人というのはかなりの幅であるんやないかと思っています。
巧いとは思うけど好きとは言えないという場合もあります。
そして意外にも、巧さも認めていて且つ好ましく感じているベテランの噺家さんの時に限って、私は睡魔に襲われることがよくあります。
私が客席で舟を漕いでいたら、お話が心地よいせいやと思ってお許し頂きますように!

*Comment

見当もつかない。

寒い時期の噺で無茶苦茶珍しい1席ってなんなんでしょう?見当もつきません。
一度でよいので、そんなのにめぐり合いたいです。
ヾ(  ̄▽)ゞオホホホホホ
  • posted by もず
  • URL
  • 2014.02/10 09:43分
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もずさんへ

冬に使う“物”なので冬の噺かと思っていましたが、これまで聴いたのが何故か7月が多く、ひょっとするとそれのシーズンオフを扱った噺なのかも知れません。
私は2012年7月以来聴いていません。
さて、なーんだ?
  • posted by にこ@携帯
  • URL
  • 2014.02/10 11:43分
  • [Edit]

おおお

という事は、黒くて丸いあれか?
確かに生では誰からも聞いたことが無いですな。
先代の森乃福郎師のCDに、そういう演目があり、一度ワッハで聞いた事があるような記憶が・・・。
内容は忘れているし、またまん我師で聞きたいです。
  • posted by もず
  • URL
  • 2014.02/10 14:29分
  • [Edit]

もずさんへ

そうそう!アレです。
とても可愛い噺で、聴いたことのある友人と私の目には髪に(どこが髪やねん!?)リボンを結んだアレが目に浮かんだのでありました。
もずさんもどこぞで巡り会えるといいですね。
  • posted by にこりんぼ
  • URL
  • 2014.02/10 19:04分
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