今日もまったり

つれづれなるままに時折PCに向かいて、心に浮かぶよしなし事を書いてみようと思います。 内容と無関係なコメントや広告宣伝を目的としたトラックバックは削除させて頂きます。

動楽亭昼席1月席(第17日)

<本日の演目>

小鯛   「ちりとてちん」
まん我  「餅つき
春蝶   「大阪城の残念石」
笑福亭呂鶴「不動坊」(半ばまで)
   
 -中入-
   
ラッキー舞 (太神楽曲芸)
福團治 「蜆売り」

まん我さんはピンクのお着物に小豆色のお羽織。

昨年末28日の氣樂堂さんの会から今日まで、巷の落語会の出演者にまん我さんのお名前を見つけること叶わず(どこかにあったのでしょうか?)、まん我さんを追っかけて落語会に通うようになってから、こないに年明けてからの落語会が間遠であったことは初めてです。
その間にラジオで2回サークルタウンが放送されて欠乏症を緩和してくれはりましたが、なまじ録り貯めたまん我さんの録画なんぞを見ると、却って生のまん我さんが聴きたくなるので、なるべく気を逸らしていました。
でも一度だけDVDを見ました。
まだ私の知らなかった頃の若いまん我さんが語ってはる「東の旅発端」(from 落語でお伊勢参り)。
久々で見たんですが、全然噛んではらへんことに驚嘆しました
ま、そうこうする内に本日めでたく今年の落語始めの日を迎えることが出来たという訳です ヤッタ!
昨年最後の落語会でも、お正月のサークルタウンでも、ご活躍してはった小鯛さんが本日のTOPです。
小鯛さんの「ちりとてちん」は裏のタケが「ちりとてちん」を食べるシーンがゆっくりたっぷりで凄く愉快でした。
“本家”とか“元祖”とかに言及しはるシーンはありませんでした。
今BSで「ちりとてちん」が再放送されていることもあって、タイムリーでもありますよね。
まん我さんはお正月でもあるので予想された「餅つき」、少々短縮バージョンでした。
私はあの旦那さんがだんだん好きになると年末に書きましたが、かなり好みのタイプやなぁ と今日も思いました。
いったい何がポイントなのかは自分でも判然とせ~へんのですが、その活躍ぶりを眺めている内に、何だかホレボレとした気分になって行くんです。
餅米を買う甲斐性もないっちゅうのに、何だか頼り甲斐も可愛げも感じてしまう…まん我さんの登場人物はそれぞれに温い血がかよっているかに感じられて、ホンマに魅力的やといつも思います。
今日も愉快で仲のよい餅つき夫婦でした ホノボノ~
続いて春蝶さん、ここからなかなか聴く機会のない演者さんが続きます。
春蝶さんを生で聴くのはこれで3度目くらいでしょうか。
TVでも何度か拝見していますが、先代とは雰囲気がまるで違ってはりますよね。
何しろ生まれて初めて自分でお金を払って見た生の舞台は歌手でも俳優でもなく先代の春蝶さんですから、気になる存在ではあるのです。
声フェチの私としてはなかなかに魅力的なお声をお持ちであるとは思うのですが、今日の「大阪城の残念石」というのも講談から来たのかな?と思われる噺で語りのウェイトが大きく、落語の会話でストーリーが展開する点に何より魅力を感じている私としては、何だか残念…っていう印象が残ってしまいます。
ま、たまにしか聴かないからそういうのにばかり当たってしまっているのかもしれませんけど。
呂鶴さんは昨年さらら寄席で一度聴いたのが唯一の生体験ではなかったかと思いますが、いかにもベテランらしい「不動坊」でした。
中トリって持ち時間はどうなんでしょう?
最後まで聴かせて頂けたらよかったのに、と思いました。
とても粋なお召し物でした。
今月の昼席は中入り後に太神楽曲芸が入ります。
今日はラッキー舞さんという若い女性の曲芸師さんで、最後の出刃包丁を縦に重ねたものに皿を載せる演技はめちゃヒヤヒヤしてしまいました。
あれってどないして訓練しはるのでしょう
最初っからうまく出来るとは思われず、かと言ってそないに危険なお稽古ばかりもしていられへんでしょうし。
いずれにせよ訓練の賜物なのでしょうね。
福團治さんには先日TVで放送された「蜆売り」をリクエストされた方がおられたそうです。
(リクエストって、いつどのタイミングで出来るんでしょうか?)
私も時期的にも出そうな予感がしていました。
この噺は知人がまん我さんのそれと福團治さんのものを比較して感想を述べはるのを聴かされたことがあって、一度は福團治さんのものを聴いてみたいと思っていたところ、過日NHKの「日本の話芸」で聴くことが出来ました。
その知人は福團治さんの「蜆売り」を淡々と語りはると評してはった記憶がありましたが、TVで聴いたものは全く“淡々と”した印象ではありませんでした。
文我一門で聴くものとは設定も細々と違っていますが、語られる様子も凄く違っていました。
ま、芸能の感想には好みが大きく作用しますから、他の方のご感想はそれなりに受け止めておくしかありません。
ただ当然のことながらTVで聴いたよりは今日生で拝聴した方が噺がこちらの心に入り込んで来やすく、最後のシーンでは笊を前後に提げたおうこを肩に雪道を去って行く少年の後姿が見えるようでした。
あぁ、やっぱりまん我さんの「しじみ売り」が聴きたい!

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